町会運営
町会でLINE回覧板を導入した経緯|紙の限界を感じて動いた話
2026年4月29日
① はじめに
町会長になる前から、ずっと違和感がありました。
「令和の時代に、まだ回覧板を一軒一軒回しているのか…?」と。
実際に自分の家に回ってくる頃には、イベントがすでに終わっていたり、締切が過ぎていたりすることも珍しくありませんでした。この時点で、「紙の回覧板だけではもう限界がある」と感じていました。
② 紙の回覧板で困っていたこと
実際に運用してみると、問題ははっきりしていました。
- 回るのに時間がかかる
- どこで止まっているのかわからない
- 紛失することがある
- 若い世代がほとんど見ない
- 緊急連絡にはまったく向いていない
仕組み自体が、今の生活スタイルと合っていないと感じました。
③ 町会の現実
さらに大きな課題は、高齢化です。役員の負担も年々大きくなっており、「このまま続けるのはしんどい」という声も増えていました。
「もっと楽に、効率よくできないか?」
そう考えるようになったのが、今回の見直しのきっかけです。
④ LINE導入を検討
そこで、デジタル化の手段としてLINEを検討しました。AIチャットなども活用しながら、いくつかの選択肢を比較しました。
- LINE公式アカウント
- LINEオープンチャット
- 招待制にするかどうか
- 配信数の制限
- 高齢者でも使えるか
最終的に、「気軽に参加できて匿名性もある」LINEオープンチャットを採用しました。
⑤ 導入して感じたこと
2026年4月から運用を開始したばかりなので、正直なところ大きな成果はまだ出ていません。
2026年4月29日時点で15人(約200世帯中)が登録。
まだスタートラインに立った段階ですが、これからの広がりに期待しています。
⑥ 課題もある
もちろん、課題もあります。
- LINEを使わない人への対応
- 参加を強制しないこと
- 個人情報への配慮
デジタル化は便利ですが、「全員が使えるわけではない」という前提を忘れないことが重要だと感じています。
⑦ まとめ
今回、オープンチャット開設の案内は、結局これまで通り紙の回覧板で行いました。
皮肉ですが、現時点ではまだ紙の力も必要です。
「紙を完全になくす」のではなく、「紙とデジタルを併用する」ことが現実的な解決策。
これから少しずつ形を変えながら、町会に合った情報共有の方法を模索していきたいと思います。